ハードボイルド、と言われた所以

みなさまおはようございます~(*´∀`)♪

先ずは自分と仲直り♡

Be create labo ナースセラピストNyao ことイノウエナオコです♡


この記事
ハードボイルド - Be create labo ナースセラピストNyaoのブログ
にて、

友人のともこさんにハードボイルドと言われた所以を書いて行こうと思います。


一番の理由は多分

父親の死

ですかねー。


私が14歳、中学3年生の5月に父が亡くなりました。



自死です。


父は建築系の仕事をしていました。

父が亡くなったのは、

バブルの前、

これから景気が上向く、と言われた時期です。


父が死を選んだ本当の理由はわかりませんが、

この頃、毎日毎日朝早くから夜中まで仕事。

帰ってくるのは日付が変わるころ。


景気が上向くのは良いことかもしれませんが、

中小企業にとっては忙しすぎる状況を招くこともあります。


住宅展示場は家から車で2時間ほどかかるところでしたし、

それ以外にも仕事は多々ある。




亡くなる前、自損事故をし、
怪我で入院しました。


そこで父も、この生活はおかしいと氣づけば良かったのでしょうが、



一家の大黒柱であり、

小さいながらも従業員を抱える会社での長であり


退院も早めて無理して働いていました。




そんな感じで余裕の無かった父なので、

母も不満を溜め込んでしまい、


たまに顔を合わせると父と母はしょっちゅう言い争ってました。
(と言うか、母がギャーギャー言うのを黙りこんで聞いている)


母としては話をちゃんと聞いて欲しい、
寂しい、と言う感じでいたのだろうと思います。



父は多分、
忙しさと余裕の無さから
今思えば、鬱だったのでしょう。





中学校は、高台にあったので、
中学校から私の家は遠くに見える位置にありました。
(歩いて20分ほどの距離)


その日の昼休み、
学校から家を眺めてて、なんとなく落ちつかなさと、違和感を感じでいました。


そして家に帰ってからも
なんとなく違和感を感じたのです。



夕方、母から電話がありましたが、
お父さんが入院して、
今日はお母さん帰れないからっていう電話でした。


その時は違和感感じながらも、うん、わかったー、と。
特に理由も深く聴かず。


真相を知ったのは夜警察が来たからでした。



家を出て暮らしていた兄も夜中に帰ってきて。



次の日の朝、母から電話がありましたが、


ちゃんと学校へ行くように、とのことでした。



私と姉は学校に行ったのですが、


三時間目の途中だったかに教員に呼ばれ、

今から親戚の方か迎えに来るからと言われました。




親戚のおばさんが、
私と姉を拾って病院に連れてってくれたときは


父は心肺装置がつけられてる状態でした。


でもその時の父の表情は
笑顔だったんです。



その時の私の感想は

お父さん、やっと楽になったんやなぁ

でした。




その経験もあり、


看護師になってから、何人かの最期を見送ることもあったのですが、


お疲れさま~(*´∀`)♪




って思うのですよね。



不謹慎かもしれませんが。。。



私自身、自分の死を怖いと思わないのも、
この経験から来ているのでしょう。



自死は自分で死ぬときを能動的に選んだ


と言う風に思うのです。



もちろん、遺された者の苦悩はかなりあると思います。


母はかなり辛かったでしょう。


一切見せませんでしたが。





遺された者には、毎日の日常が当たり前のようにやって来ます。


直ぐは色々忙しく落ち着かない事もあり、

寂しさを実感するのは少し経ってからでしょう。



それでも遺された者は

いつまでも寂しがる訳にはいかないし、

先に逝ってしまった人もそれを望まない。



これは全ての人に感じる感覚かは分かりませんが


私は父が亡くなってからの方が



いつもそばにいる



という感覚が強いです。






と言う話をしてたので、

ともこさんの

ハードボイルド

という言葉が出たんですね~(*´∀`)♪




現在は

死と言うものを特別扱い

してしまっているけど、


生まれて来るときには最期の日を決めてきてると言われるし

生まれた瞬間から死に向かうものです。

誰にでも平等に訪れるもの。



怖い、不安という表現は

マスコミによる影響や、

やりたいこと出来てないことから来るのでは?と思うのです。



自死や、不慮の事故は

いきなり相手との関係性が絶たれてしまうもの。


普段から大切な人やものは大切にして、

自分も大切にして

暮らして行きたいなぁと



一ヶ月後に父の33回忌をひかえて、

改めて感じました。





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