冷えについて

みなさま、おはようございますσ(*´∀`*)


Be create labo ナースセラピストNyaoことイノウエナオコです♡



先日書いたこちらの記事
自分の価値観に縛られるのは気の毒だなぁと思う。 - Be create labo ナースセラピストNyaoのブログ


この中に、書いたように

市販の生理用紙ナプキンが何故冷えるのか


と言うことについて書きたいと思います。




先ず紙ナプキンの構造ですが、上(肌にあたる部分)から

表面材

吸収体

防湿材

ズレ止め材

となります。



表面材は言わずとしれず肌に直接触れる部分ですが、

ここも二種類に分かれ


不織布

開孔フィルム

とあります。



不織布とは
10~20ミクロンの糸を折り合わせて作られ、
布全体で経血を吸い込みます。
肌触りは柔らかです


開孔フィルムとは
ポリエチレンフィルムに開孔処理を施してあり、一般的にメッシュやドライメッシュと呼ばれるもの。
開孔部分でのみ通液し、他からは通液しないため、サラサラ感がある



この辺は好みの違いで皆さん選ばれると思います。



冷える原因と言われるのは
その直ぐ下にある

吸収体なんですね。

吸収した経血を貯めておくタンクのような役割。
綿状パルプと呼ばれる綿、
吸収した経血をゼリー状に固める吸水ポリマー、
型崩れを防ぐ吸収紙、
から成り立ちます。


【引用元】日衛連ニュース





その中の吸水ポリマーが冷えの元なのですね。


赤ちゃんや成人向けの紙おむつ、
尿パッドにももちろん使われますし、

冷えピタのような保冷材にも使われます。



生理の経血と言うのは、

生理を経験されてる女性の方ならわかると思うのですが、

温かい

んですよね。


けど、

生理パッドに吸収されて少しすると冷たく感じる。

もしくは冷たくも温かくも感じない、

と言う状況なのです。



それの何が良くないのか、

と言うと、



性器というのは皮膚からの吸収力が半端無いのです。


経皮吸収という言葉は聞いたことありますか?


これは皮膚からの吸収力を表しますが、

肘の内側が1倍として、

性器は42倍も吸収します。



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画像こちらからお借りしました。
体の部位によって吸収率が違うの?|I Love The Earth



つまり、

どんなものでも

冷たいものでも、温かいものでも、

それだけ吸収してしまうのです。



吸水ポリマーで固められて冷えた温度が

42倍分性器に吸収されると言うことです。



もちろん、

出血した後直ぐに交換出来れば問題有りません。


それに経血の多い時や、

移動が長い時、

運動してるときなんかは、


市販の紙ナプキンの方が使いやすい、と思います。


けれど、

そこがまた一つ落とし穴でもあるのですが、



本来経血はトイレで排泄するものでした。

もちろん、量が多かったり、

支えきれなくて、少し漏れてしまう、と言うこともあったようです。



先日、102才のおばあちゃんが、

子供の頃は町を歩いているとT字帯の中のが血がついたまま落ちてることもあった、

と言う話をされてました。

(この頃は生理の時は、長方形の綿布をT字帯と呼ばれるふんどしのようなものにあてていたようです。
もちろん今みたいに技術が発達してるわけでもないので、止めておく、と言うことは無かったようですが、
膣に綿球を詰め、綿布をし、T字帯で覆うという使い方をされていた様子。)


文献によると、

着物が主流で、下着を着けていなかった時代の女性たちは、
綿球を膣に入れ蓋のようにし、
トイレで出していた、とのこと。




もちろん、

生活様式の変化があり、

以前より足腰をつかうことも少なくなり、

トイレも和式のように、
知らず知らず骨盤底筋を使うことも減り、

そのため骨盤底筋の力も下がり、

経血をたれ流すのが、普通になってしまったようなのです。



もともとは

経血は訓練次第でコントロールできる!!

という考え方はごく普通なんですね。



もちろん、

直ぐに出来るようになるわけじゃありません。


私も一時期出来て来てたのに、

しばらく生理が止まってた時に油断してしまったのか、


その後に久しぶりに来た時は、

うー(。>д<)って状態でした。


(普段布ナプキン使ってます。

久しぶりの時は布ナプしてたけど、
油断して漏れてしまった。)



そして生理中に氣をつけることは


トイレで経血を最後まで出しきる!!

と言うことです。



ナプキンについてるから、それを替えるだけ、

と言うことも多いかと思いますが、


しっかり下腹部に力をいれて、

下腹部を押さえて、

出しきるようにする。



これは、腹筋を意識するのにも役立ちます。



私も
まだまだ完璧にはコントロールできてませんが、


日々の生活の中でも

氣がついた時には、きちんと骨盤底筋に力を入れる

腹筋を意識する


ようにしています。




それでも私はまだまだなかなか冷え性が治らないのは
食事にあるのだろうなー、って感じているのですが、


自覚をしてる、していない、では
全然違いますよ(*´▽`*)




モネの池のハート♡の鯉
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