終末期医療について

皆さまこんばんは。

 

Be create labo ナースセラピストNyaoこと、イノウエナオコです♡

 

 

今日は常々感じていた終末期医療について。

 

 

横浜の病院での、消毒薬混入の事件や、

 

岐阜の病院での、熱射病疑いの事件、

 

流れているテレビを観ているとその中で終末期医療という言葉が幾度か出て来ていました。

 

 

終末期医療とはどのような状態の時期かと言うと、

 

一般的には

 

積極的な治療をしても改善の見込みがない状態

 

という風に捉えられます。

 

 

そうすると浮かぶのは、

 

患者本人に意思決定の出来る状態では無い

 

後は死を待つだけ

 

 

の時期のように捉えられがちですが

 

 

ALSなどの中枢神経系が侵されていく病気

 

なども治療法が確立されていなく

 

積極的な治療をしても改善の見込みの無い状態

 

と捉えられることもあります。

 

 

厳密に言えば、後者は療養型と呼ばれる病棟にいる事が多いです。

 

 

 

 

終末期医療

 

患者さん本人が在宅を希望されれば、本当なら、在宅で診てくれる医師を探し、

 

訪問看護ステーションなどを利用して、お家で看る事は可能です。

 

 

病院に入院している多くの方は

 

家族が負担に感じて家で看る事が出来ない、

 

高齢者の世帯で老々介護状態、

 

本人が家だと気を使うから病院がいい、など様々な理由があります。

 

 

ただ、病院に入院となると

 

なんらかの医療行為が必要となります。

 

それをしなければ、病院にいる意味が無い、と切られてしまう、というのが現状です。

 

 

そのため、点滴をしていたり、胃瘻を作ったり、という事があるのも事実です。

 

 

でも実際現場にいると

 

意識の無い状態で、医療の力で無理矢理生かされている人たちは、本当にそれを望んでいるのかな、と

 

感じてしまう事は、それなりにありました。

 

 

ちゃんと家族がお見舞いに来てくれて、患者さんと交流を持ってくれると良いのですが、

 

家が近くても、入れたら入れっぱなし、という家族がいるのも事実です。

 

逆に、遠いのに、定期的に来てくださる家族もいます。

 

 

出来れば、

 

終末期を宣告されたら、

 

残り時間あまり無いであろう自分は、この先の残された時間をどう過ごしたいのか、

 

をきちんと自分で考えて欲しいのです。

 

カラダが動くうちに、

 

行きたいところへ行き、やりたいことをやり、達成感を持って欲しいのです。

 

 

 

そして、

 

死は誰にでも必ず訪れます。

 

元気で動けるうちはそんなこと考えたく無いという人が多いのに私は驚くのですが

 

元気で、自分できちんと判断できるうちに、

 

どう生きたいか、

 

病気になったらどこまでの治療をするのか、

 

延命と一言で言っても

 

救急蘇生的な呼吸器の装着、輸血などのものだけではなく、

 

胃瘻をつける、点滴をやる、というのも一種の延命措置です。

 

もちろん、その時その時の状況で気持ちが変わるのは当然なのでずっとそう、なのでは無く

 

自分という肉体を持って今世を神様から与えられた自分が今世を終える時には

 

どのような過ごし方がしたいのか、という事を考えたり話したり、

 

残せる遺産がある方は、財産分与についてもきちんと書面に残したり、

 

生命保険や預貯金、特に貯金は本人もしくは本人の確認が取れるものが無いと身内でもおろせません。

 

銀行口座の番号がわからないとそのまま凍結してしまう事は実際に多々あります。

 

 

私自身は、終末期医療に関わるのは好きです。(って変かもしれませんが)

 

その方の残り少ない今世の時間を共に過ごせる、

 

看取りに立ち会える、というのはありがたいと感じているからです。

 

最期を迎えて今世から旅立つ事は

 

怖い事でも嫌な事でも無いのです。

 

 

f:id:nyao0121:20180908192414j:imagef:id:nyao0121:20180908192414j:imagef:id:nyao0121:20180908192414j:image

 

 

そういう話もZOOMや対面で相談すること出来ますので

 

お気軽の問い合わせて下さいませ♡

 

30分2000円からのドネーション制で(*´꒳`*)